シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

他社で取得したドメインでさくらのメールボックスを利用する

最近はほとんどの案件でAWSを利用しています。

WEBサーバはもちろんAmazon EC2 (クラウド上の仮想サーバー Amazon Elastic Compute Cloud)を利用しますが、メール送受信に関してはEC2を利用せず、さくらのメールボックスを利用しています。

その理由としては、自前でメール送受信のサーバを用意すると、

  • セキュリティ対策に手を煩わされる
  • アカウントの管理に手を煩わされる

ような問題があります。

自前で運用できなくもありませんが、さくらのメールボックスにかかるわずかなコスト*[1] でこれらの問題を解消できるのでこうしたサービスを利用しています。

今回は、さくらインターネット以外で取得したドメインでさくらのメールボックスを利用するための方法をメモします。

さくらのメールボックスでの設定

さくらインターネットの管理画面にログインして、左メニューから「ドメイン設定」を選択して、下記画面から「新しいドメインの追加」を選択。

「新しいドメインの追加」画面で、5番の「5. 他社で取得したドメインを移管せずに使う・属性型JPドメインを使う(さくら管理も含む)」を選択。

「ドメインの追加」画面で、サブドメインなしのドメイン設定を行う場合は「他社で取得した独自ドメインの追加・属性型JPドメインの追加(さくら管理も含む)」に、設定したいドメインを指定します。

mail.example.comのようなサブドメインで利用する場合は、「他社で取得された独自ドメインのサブドメインを追加」にサブドメインを指定します。

最後にSPFレコードの利用やIPv6に関する設定項目が表示されますが、さくらのネームサーバを利用しないため関係ありません。デフォルトのまま送信して大丈夫です。

ドメイン一覧に追加したドメインが表示されていれば、さくらインターネット側の設定は完了です。

DNSレコードの設定

ドメインを取得するとたいていのサービスでそのサービスのネームサーバへのDNSレコードの設定画面を提供していると思います。その管理画面からMXレコードとTXTレコード(SPFレコード)を追加します。

MXレコードには、さくらのメールボックスのログインIDとなる[アカウント名].sakura.ne.jpを指定し、TXTレコードとして登録するSPFレコードにはさくらのメールボックスのホスト名を指定します。

一例としてお名前ドットコムの設定画面を貼っておきます。

TXTレコード(SPFレコード)の設定例

v=spf1 a:www****.sakura.ne.jp -all

a:に続く文字は、さくらインターネットコントロールパネルの左メニュー「サーバ情報の表示」>「サーバに関する情報」に表示されているホスト名を入力します。

SPFレコードが正しく設定されていることを確認する

Sendmail – SPFレコードチェックで、設定したドメインとメールアドレスを入力して、SPFレコードが正しく設定されているか確認します。

例えばドメインをexample.comを設定した場合、以下のように記入します。

ホスト名またはIPアドレス:example.com
メールアドレス:info@example.com

SPFレコードが正しく設定されている場合には以下の画像のように「PASS」と表示されます。

ちなみに今回はさくらのメールボックスについて書きましたが、大量のメールを配信するサービスの場合、AWSのSESを利用しています。この場合はネームサーバーにAWS Route53を利用するとSPFレコードを簡単に設定することができます。

  1. 2014/7/12現在で、年額1,000円。月額100円にも満たないコストで利用できます。 []

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする